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職人の技あり日本(社長コラム)

鋸刃と刃物について

2010/05/11

 銅付鋸、又は、導突鋸とも言う。九寸導突と言っても実寸は八寸だ。薄く火作りを終え導突鋸の形になった生材を、刃先になる部分を作るため、1cmほどの巾にセン掛けをする(薄く削る)。
 均等に削られ、鋸刃を作るため、万力と言う欅で作った鋸を挟む道具に固定して、3cmほどの両刃ヤスリで一寸に8ヶ所キズを付ける。鋸刃になる全体にキズを付け、これを1mm程度ヤスリですり込み、万力を反対に返し、裏側からも真中を1mm程度割り込む。
 これで一寸に16ヶ所割り込まれたが、また万力を返し真中から割り込む。もう一度繰り返すと一寸に32ヶ所の割り込みとなる。割り込みが終わるとヤスリにネゲシ(角度)を付け、鋸刃に仕上げて行く。全く気の遠くなる仕事である。
 割込み時に太い部分と細い部分が出来てしまうので、ナゲシを付けて刃を作るのには細心の注意が必要だ。こうして一寸に32枚の導突鋸の原型が出来ると焼入れである。

 刃が細いので炭の固い所に当ると刃が曲がるため、柔らかい松炭を使う。
センで削って仕上げる過程で幾度も木を引いてみる。導突鋸はアサリがないので、指物師が細工物を作る時に真直ぐに鋸が下がって行かなければ使い物にならない。
 昔、名工が作ったとされる器物を見て、刃物職人の腕の良い人がいかに多かったかと思われる。

 それにひきかえ今の道具と称する物は、名前や袋は立派だが使える道具はごくごく少ない。人々は道具を使う意欲を失う。
 素人でも鋸を真直ぐ引けたり、仕上げカンナを上手に掛けたり出来れば何かを作ろうと思う。そこで道具を必要とするが、ホームセンターはその要求を全く満たしていないと言えるし、それに答えるメーカーも姿を消してしまった。
 原因は何だろう。職人の生きる道は競争であるのではないか?刃物は切れ味です。切磋琢磨とあるように、名前ばかり大きくなり、切れ味の競争がない所に落し穴があったのではないかと思います。

竹内 英治

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